香りのお話し

  1. 夏の養生

    湿度の高いこの梅雨の時期は、汗をかいても体内には余分な水分が溜まりがち。水分バランスを調整するには利尿作用のある食材で排出。夏に旬を迎える なすやきゅうり、枝豆やピーマンやズッキーニ、とうもろこしを。それらほとんどは「涼性」でもあるので、身体の中から涼しくなる力もくれます。そして…

  2. ジャスミン

    初めてジャスミンの精油の香りを嗅いだ時、後頭部を殴られたような強烈な刺激を受けた私。それからしばらくはジャスミンが苦手でした。ずっしりと重く、いつまでも鼻の中に残る香り。ジャスミンに含まれるインドールという成分は糞便にも含まれる成分で、悪臭。そのインドールの濃度をドンドン薄めてい…

  3. 体臭コントロール

    昔々その昔、中国の高貴な女性の間で流行った「体身香」。毎日飲み続けると、5日目には体が匂い、10日目には着物が匂い、25日目には手を洗った水までも匂ったという香りの丸薬。使われていたのは、麝香や丁子、桂皮、龍脳など。どれも濃厚で中枢興奮作用を持つ芳香物。鼻の効く私などは想像しただけで…

  4. 媚薬

    精油は植物から採れる香り成分。アロマセラピストの私が使うのは精油。動物性香料は基本的に使用しません。麝香や龍涎香、霊猫香、海狸香などの動物性香料は、古くから媚薬や強壮剤として利用されてきました。また、非常に濃厚でセクシーな香りは、香水やお香の材料としても使われています。異性を惹きつけう…

  5. 五月病のアロマ的対処法

    わけもなくもやもやイライラしちゃう「五月病」。薬膳対処の次は、アロマテラピー的対処法。精油の香り成分は私たちの心に入り込み、穏やかな気分や爽快な気分を与えてくれます。神経バランス回復作用に優れているクラリセージローマンカモマイルベルガモットゼラニウムなどでの 芳香浴、ア…

  6. 愛の花

    【ローズ】ローズは愛の花です。情緒に対して緩和作用を示し、悲しみや嫉妬、恨みといった感情をほぐすのに効果があります。ローズは女性的な精油で、女性に自分自身に対する肯定的な感情を抱かせます。…

  7. 魂に響く香り

    アロマテラピーは「芳香療法」と訳されています。植物から抽出した精油を用いた手当てです。植物にとっての香りは、自己の存在をアピールするものであり、生命力そのものです。植物の香り成分は、私たちの心や身体のみならず、魂にまで作用します。それには精油がホンモノ・100%ピュアナチュラルであ…

  8. マジョラムの香り

    ジュニパーと並んで私が二番目に好きなのがマジョラム。(一番はもちろんローズ♡)マジョラムはシソ科の辛味の薬草。ギリシャの愛の女神・アフロディテが幸福と健康の象徴として創造したという言い伝えがあります。マジョラムは身体と心を温め、擦り切れた神経を癒す女性の強い味方と…

  9. 中国茶

    大好きな中国茶。聞香杯に注いだら そのまま茶杯に移し、空の聞香杯で香りを楽しみます。聞香杯を両手で包み、深く深く「香りを聞く」。中国茶を頂く醍醐味はこの時かも…茶杯が冷めるに従って、甘い香りも変化します。中国茶の香りの表現は独特で、例えば、私の一番好きな緑茶「西湖龍井」は「…

  10. 原始的な感覚

    五感の中で一番大事なのは「視覚」といわれています。ある実験で、白ワインを赤く着色し、赤ワインを白くしたものをソムリエにテイスティングしてもらうと、それぞれ間違えてしまったそう。人間は視覚優位の生き物なのね。一方、嗅覚は“もっとも原始的な感覚”です。視覚と比べると、頼りなく つかみ所が…

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